2011年01月03日

「絵」はどうやって描くのか?

 
前のページでは、「絵」とは何でしょう?と考えてみましたが、今度は具体的な絵の描き方を書いてみたいと思います。
 
絵はある立体を平面に表現するのですから、まずは、その立体を良く見ることから始まります。そして、その特徴を線や面や色を使って自分のイメージで平面に構築していきます。当然ですが、立体を平面にするのですから、自分の目が捉えたものを、いろいろな技法を使って、平面上に変換しなければなりません。省略したり強調したりしていくのです。ここで描き手の個性がでます。
 
絵には質感というものもありますが、表現の基本は明暗と色の差しかありません。絵を描いていて毎回のように思うのは、案外、色の数というものは少ないということです。色の数は無限にあるといえばあるのですが、大きく分けたら、赤・青・紫・黄・緑・橙・白・黒だけなのです。
 
20100606111622
 
前ページ同様にまた広告に使った絵を載せておきます。このように、遠近感が強い所は色の差か明暗の差を強くして、遠近感が無い所は色の差か明暗の差を弱くする。それを組み合わせて、画面を構成していくのです。全体としてのバランスをとり、でもバランスが取れすぎると面白くないので、適当に崩した方がいいと思います。
 
絵で一番大切な要素は、輪郭線です。1mm以下の差でも、リアリティーが出たりうそ臭くなったりします。輪郭線というものは実際の立体には存在しない方が多いですから、そこが実際にはないだなんて、絵は人をだますことだということの証明になっていると、絵を描くたびに思います。
  
影も重要です。一方からの光で出来たものだけではなく、照り返しなどで出来た影も良く見て表現すると、リアル感がでます。そして、見えないものも描くことです。私は絵は美しくあるべきだと思うので、絵を単に模様のような美しさで捕らえてみることも大切だと思います。
 
私は、どんなに見てものっぺりしてつまらない面には、線を細かく描いて立体的にしてしまいます。何も無いはずの輪郭線を描くのだから、同じように、他の所から見たらこんな輪郭線になりそうだなぁ。という感じで線を描いていくのです。
 
私の意見ですが、あまりに見たままに描くと、みにくい感じになると思います。適度に省略された感じが美しいように感じます。絵を描く最大のコツは、よく観察しつつも、そっくりに描こうとしないことなのではないかと思います。だますことよりは、自分を表現することが絵の本質だと思うからです。
 


 
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posted by 招福 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 考えてみたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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