2011年01月02日

「絵」とは何でしょう?

「絵」は「絵」に決まっていますが、私も絵を描くので、ちょっと「絵」とは何なのかについて、考えてみたいと思います。
 
絵は平面ですが、見ている人にはどうしても立体に見えてしまいます。そこに存在しない物が、実際にそこにあるように見えるということは、見ている人が絵を描いた人にうまく騙されているということになります。ゴージャスでウットリするような貴婦人も、気持ちが悪くなるような残虐な戦闘も、実はただの紙や布のペラッペラなまっ平らなものなのだから可笑しなものです。
 
絵を描かずに見るだけの人は、絵を描く側の、人をこっそりと騙すという密かな楽しみには注目しないのかもしれませんが、絵を描くほうの人は少なからずそのへんを楽しんでいると思います。しかし、絵はただ「だましている」だけのものではありません。絵を見る人に何かしら「伝えたい事」があるのです。
 
写真のなかった昔は、実物がない時に情報を伝えるという大切な役目がありました。今は、写真というものがあるのですから、絵を立体そっくりに描くという意味がなくなってしまいました。なかなか実物にそっくりに描くのは難しいですから、今も、そっくりに描いて自分の画力を誇りたい。ということもあるかもしれません。
 
そうではない場合に、絵を描いて伝えたいのは、自分の心情なのだと思います。例え、そっくりに描いてあっても、本当に感じて欲しいのは、心情なのだと思います。
 
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これは私が、店の広告として描いていたものですが、広告なのに心情で描いてました。ストレス解消と実益を兼ねてしまったのだと思います。勢いでこういった絵をばら撒いて、見た人と交流を持ってみると、「案外、みんな描いた人の心情まで組むものなのだ。」と思いました。
 
絵を描く。絵を見る。ということは、面と向かうことなく、だまし、だまされつつ、本当の心が響き合うという不思議な状態を作り出すようです。絵とは、そんな不思議で美しい状態を作る装置なのだと思います。
  


 
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posted by 招福 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 考えてみたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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